colab でのトピック推論のテスト

# 実装ステータス

• Topics API 提案は公開ディスカッション段階を完了しており、現在オリジントライアルで利用可能です。 API は現在、大規模な導入でのリリースに近づいています。
• Topics API に関するフィードバックを提供するには、Topics Explainer でイシューを作成するか、 Improving Web Advertising Business Group のディスカッションに参加してください。Explainer には、さらに定義が必要とされている未解決の質問が多数あります。
• プライバシーサンドボックスのタイムラインには、Topics API やその他のプライバシーサンドボックス提案の実装タイムラインが記載されています。
• Topics API: 最新アップデートでは、Topics API と実装の変更点と強化機能について説明されています。

# Colab の実行

colab（colaboratory）は、コード、出力、説明テキストを 1 つの共同ドキュメントに結合するデータ分析ツールです。Topics Model Execution Demo colab を実行して、Topics 分類器モデルが、ユーザーがアクセスするページのホスト名からユーザーが興味のあるトピックをどのように推測するかをテストできます。

1. chrome://topics-internals ページの Classifier タブから、Topics API で使用される .tflite ファイルのディレクトリパスを取得します。オーバーライドリストの override_list.pb.gz ファイルは、chrome://topics-internals/ ページの Classifier タブの現在のモデルにあります。

   

2. colab を開き、フォルダアイコンをクリックします。

   

3. アップロードアイコンをクリックして、 model.tflite と override_list.pb.gz をコンピューターから colab にアップロードします。

   

4. すると、Runtime メニューから Run all を選択して、colab のすべてのステップを実行できるようになります。

   

これにより次のことが行われます。

1. colab で使用される Python パッケージをインストールします。
2. tflite ライブラリとトピック分類をインストールします。
3. 分類法を定義します。
4. Model Execution Demo の各ステップを実行して、2 つのサンプルドメインで分類がどのように機能するかを示します。

正常に完了した各ステップの横には、緑色のチェックマークが表示されます。（各ステップは、横にある再生ボタンをクリックして、個別に実行することもできます。）

定義されたドメインごとに、分類器によって推測されたトピック のスコアを確認できます。さまざまなドメインをリストに表示してみて、それらがどのように比較されるかを確認してください。

# 次のステップ

アドテック開発者の方は、Topics API を試して参加してください。また、Topics API のデモをご覧ください。

# 貢献とフィードバックの共有

• GitHub: Topics API の Explainer を読み、提案リポジトリで質問したり、イシューに関するディスカッションを読んだりできます。
• W3C: Improving Web Advertising Business Group で業界のユースケースについて議論できます。
• お知らせ: メーリングリストに参加するか、閲覧できます。
• プライバシーサンドボックス開発者サポート: Privacy Sandbox Developer Support リポジトリで質問したり、ディスカッションに参加したりできます。
• Chromium: 現在 Chrome でテストできる実装について質問するには、Chromium のバグを報告してください。