Protected Audience API のトラブルシューティング
ワークレットのトラブルシューティングを行い、Protected Audience API のイベントを観察します。
FLEDGE の名前が Protected Audience API に変更されました。名前の変更の詳細については、ブログ記事をご覧ください。
Chrome Canary 98.0.4718.0 以降、Chrome DevTools で Protected Audience API と Protected Audience API ワークレットをデバッグできるようになりました。
Protected Audience API のライフサイクル全体については、開発者ガイドをお読みください。開発者でない方は、Protected Audience API の概要をご覧ください。
Protected Audience API ワークレット
最初のステップは、ソースパネルのイベント リスナー ブレークポイントペインの新しいカテゴリを介してブレークポイントを設定することです。
ブレークポイントがトリガーされると、ワークレット スクリプトの最上位にある最初のステートメントの前で実行が一時停止されます。通常のブレークポイントまたはステップ コマンドを使用して、入札/スコアリング/レポート機能自体にアクセスできます。
ライブ ワークレット スクリプトは、[スレッド] パネルにも表示されます。
一部のワークレットは並行して実行されるため、複数のスレッドが「一時停止」状態になる場合があります。スレッド リストを使用してスレッドを切り替え、必要に応じてスレッドを再開したり、より詳細に検査したりできます。
イベントを観察する
Chrome DevTools の [アプリケーション] パネルから、Protected Audience API インタレスト グループとオークション イベントを観察できます。
Protected Audience API が有効になっているブラウザで Protected Audience API のデモ広告主サイトにアクセスすると、DevTools に join
イベントに関する情報が表示されます。
次に、Protected Audience API が有効になっているブラウザで Protected Audience API のデモサイト運営者サイトにアクセスすると、DevTools に bid
イベントと win
イベントに関する情報が表示されます。
サイトに移動したときに DevTools が開いていない場合、Protected Audience API イベントを表示するにはページを更新する必要があります。
すべての Protected Audience API リファレンス
以下の API リファレンスガイドが提供されています。
- Protected Audience API の開発者ガイド。
- Protected Audience インタレストグループと入札生成に関する広告バイヤーガイド。
- Protected Audience 広告オークションに関する広告セラーガイド。
- オークション結果のレポートに関するガイド
- Protected Audience 広告オークションのレイテンシに関するベストプラクティス
- Protected Audience のトラブルシューティング
Protected Audience API の Explainer には、機能のサポートと制約に関する詳細が提供されています。
今後の予定
すべての人にとって機能する API を確実に構築できるように、皆さんとの対話を持ちたいと考えています。
この API に関するディスカッション
他のプライバシーサンドボックス提案と同様に、この API は文書化され、公に議論されています。
API の実験
Protected Audience API を試して会話に参加できます。